第28回華東交易会・日本館 出展

第28回華東交易会日本館に出展したブース

「第28回華東交易会・日本館」に出展しました。

今回の弊社展示ブースです。 同展示会へは今回で4回連続の出展となります。4回目ともなると、見知った顔のお客様に来ていただいたり、毎回参加されている他ブースの方と交流をするなど、初回出展の時とはまた違った楽しみがありました。


展示物


中国で特に人気のある木製の火鉢

今回最も人気のあったくり貫き火鉢と螺鈿火鉢(貝殻を薄く切り取って表面にはめ込んだもの)です。すぐに売れてしまったので売約済みの状態で飾っていましたが、写真だけでも撮りたいという方が後を絶ちませんでした。

今中国では鉄瓶の人気が非常に高く、日本製はもちろん、中国製や台湾製のものも数多く出回っています。 中国には元々ウーロン茶や緑茶などお茶を飲む文化はあるのですが、陶器や磁器の急須を使うのが一般的で、鉄製のものは珍しいため人気が高いのです。そして、その鉄瓶がきっかけで、鉄瓶でお湯を沸かす時に使う火鉢も注目されることになったのですが、そもそも中国には再加熱という文化がないため、お湯を暖かく保つ火鉢に興味をそそられるようです。また、中国にはない火鉢の日本的なデザインについて今回も大勢の方に興味を持っていただきました。また、中国に火鉢のような手あぶりの暖房器具はないということで、火鉢はとても珍しがられます。しかし、火鉢のようなもので温まる習慣がないからか、ほとんどの方が湯沸かし器としてか、和風アンティークインテリアとして購入されるというのが実態です。いずれにしろ、遠赤外線ならではの芯から温まる感触の火鉢が、手あぶり用暖房器具として中国に広まるきっかけになればいいなと思っています。


中国で装飾されたろうそくは見ないので、和ろうそくが注目された

他にも「和ろうそく」と、専用の「ろうそくたて」も持って行きました。 ろうそくは中国にもありますが、あまり形や装飾に凝ったものはないということで、多くの方に興味を持っていただきました。


中国では日本の工芸品の人気があり、金箔が注目された

当社所在地の金沢の工芸品である金箔(国内シェア98%)を使った文具やケースなど、中国の方には、やはり日本古来の文化や伝統を生かしたものが人気でした。火鉢はもちろん、他にも興味をもっていただけそうな日本製品を今後もできるだけ紹介していきたいと思います。